学部4年_1

最近思うのは、情報科学を専攻したかったなあ。という事

 

高校時代にするべきだったのは、異常に発達した人の書いたブログを読んでアレコレ参考書を探したり、(実行することのない)効率のいい勉強法を調べることではなかった。

自分が何をすることが好きなのか、自分は将来何になりたいのか、その夢をかなえる為の大学はどこで何の専攻なのか。たったこれだけのことを真剣に考えるだけでよかったのかもしれない。

 

趣味を仕事にしちゃうと、趣味がつらいことになってしまうかもしれないという理由から、情報科学系の専攻を避けた記憶があります。

アホか?仕事はつらいことだが、趣味は好き。好きだからつらいことも頑張れる時はあるけど、嫌いなことは頑張れないよ。

 

とか思い初めて一念発起。大学4年生にして、少し背伸びしたところの情報科学学科の編入試験を受けました。ここでダメだったら一生学問あきらめると思って、がんばって勉強しました。ダメでした。よ~し一生学問あきらめる、の?

 

でももう22歳、学部生は終わり。今所属している研究室がキツすぎて、行く予定だった修士も急遽キャンセルして学部卒で終わり。え、僕来年はニートじゃん。親からの冷めた目、でも俺は…大学で情報科学勉強したいし…来年は絶対に決めるから…もう一回…

 

とか、思ってたはずなのに、来春からは就職が決まってしまいました。親族みんな大喜び。情報系ではありません。学問は大学でなくてもできるけど、大学でしかできないことも、大学でしか得られない経験も多いように感じます。そもそも一日の大半を仕事に費やした上で行う勉強は、自分には限界があるようにしか思えない。その程度の覚悟なの?って言ってくれるな、相対的に見たら絶対学生やってる方が楽しそうなんだもんしょうがない

 

イムリミットはいつだろう。人生はいつだってやり直せると言うけど、やり直した人生をまたやり直さなくてはいけない?気持ちの鮮度は大切だと思う反面、お金も必要。夢をお金で買えるなら…と思わなくもない。

 

逃げたくなる、考えることを放棄したくなる時、今こそ現実に向き合って、可能な選択肢のギリギリなラインを考えたい。夢物語だけ見て、足元を固めないで行った選択ではまた自分を適当に慰めて、行きどころのない不満で自己否定し続けないといけなくなってしまう。

 

自分が何をしたいのか、自分は何をするのが好きなのか、それをかなえる方法は?

考えて行動する。成功談眺めて満足して、失敗した人を笑っていても、からっぽのまま。

 

こんな唐突に情報科学の勉強したいって言ってるのも、今の研究室での勉強(実験)があまりにも面白くなく、一方的な圧力が過ぎるせい。こんな自分でも、きっと面白く勉強できる何かがあるはず……って気持ちになってしまった。タダ働き、鬱奴隷。考えたことは否定され、教授の理想化合物の合成だけが評価される。なーんもおもろくないんじゃボケ